先日の記事について、いろいろなコメントをいただきました。
読んだだけで流してしまうことができないようなものもありましたし、
明らかな誤解に関してはここでお話をしたいです。

全ての言葉が全てに方に届くことはないと思っていますし
全てが理解を得たり、共感されたりすることは不可能だと思っています。

わたしはただの、一人の人間なので、
それが残念だとも感じます。痛いとも感じます。
でも、伝えたいと思うことは書いてみます。
どんなに稚拙でも、時間をかけて丁寧に書きます。
長くなるかも知れませんが、ご興味のある方はご一読ください。

はじめに、誤解をといておかなくてはと思ったこと。

この子は、望んで、授かりました。
両家にも、もちろん両親となるわたしたちにも
祝福され、待たれ、授かりました。これが真実です。
わたしが未熟すぎて
全ての現実を受け止めきれなかっただけです。


それから、わたしが本来書こうとしていた
「必ずしも妊娠の全てに前向きにはなれないけど、
自分なりにがんばって出産や子育てに向かって行こうとする」
みたいなブログとはかけ離れてきてしまったので
こういうことを書くのは最後にするつもりです。


現在、コメントは受け付けていますが、公開はしていません。ご了承ください。


いただいたコメントの中には【不妊治療してる人を苦しめている】とか
【私は不妊治療をしていてつらい。お前にこのつらさがわかるのか】
といったものがいくつもありました。

不妊治療については、正直どう返せばいいか…とても難しいです。
そもそもそのことを否定したつもりなんて毛頭ないし、
そのつらさは想像しかできない。そして本当のつらさはわからない。
これは、このことに限ったことではなく
誰が一番つらくて、どの苦しみが一番大きいかなんて
比べられないし、決められないものだと思います。

そして、そういう方に問いたいと思いました。
もしわたしが
「長い不妊治療の末に妊娠し、それでもブルーになってしまった」
なら許されるのでしょうか?

「妊娠はしたけど他に大病を患っていて、無事に産めるのか不安。
むしろ自分の命さえ無事かどうかわからなくて怖い」
と言えば同情されるのでしょうか?

その方とわたしとどちらがよりつらいのか、
不幸自慢・苦労自慢をしあえばいいのでしょうか?
それでわたしの方がつらいと思われたら許されるのでしょうか?
妊娠したらそれだけで誰より幸せでつらいことはないのでしょうか?
妊娠して不安を感じてはいけないのでしょうか?
不安を口にして、悩みを話し、
励まし合う同志を探してはいけないのでしょうか?

【表に出る人間がこういうことを口にするな】
とも言われましたが、そういう風潮こそが
妊娠はしたが日々不安や迷いと戦っている人を苦しめていることを
今回実感しました。

【同じ思いをしてる人に初めて会えた】
【妊娠中そうでしたが誰にも話せず出産しました】というコメントを
驚くほどたくさんの方からいただきました。
【妊娠は喜ぶべきことだから憂鬱だなんて誰にも言えなかった】
【世の中の本やブログなどはみんなハッピー一色で、
幸せだと思えない自分はおかしいと思ってずっと孤独だった】
と、同じ気持ちを分かち合うことができました。

理解者が居ないことはとてもつらいことだと思います。
不安や悩みを正直に打ち明けられないことは苦しいことだと思います。

わたしは何も立派ではないし、すごくもないですが
こうして少しでも注目していただける機会ができ
同じ悩みを抱えた人や、経験者がここに集まってくださったことに
『表に出る人間が言葉を発した』意味があったと思っています。


今回いただいたコメントの中には、正直
「冗談でも言ってはいけない」ようなものもありました。

【流産しろ】と。

恐ろしい言葉だと思いました。悲しい言葉だと思いました。

『他人の命は、どうでもいい、消えてしまってもいいもの』で
『その人が授かりたいと願っている命は特別で崇高』なのでしょうか?

腹が立ったら、匿名ならば、
何を言って人を傷つけても許されるのでしょうか?

わたしはそう思いません。お腹の子が無事産まれたら、
「そんなことを言って人を傷つけてはいけない」ときちんと伝えたいと思いました。



先に書いたような不幸自慢をするつもりはないですが、
わたしが「マタニティブルー」になった原因はいくつかあると思います。

この妊娠で、子宮筋腫がみつかりました。
経過を見ながら妊娠を続けられるだろう
と言うレベルのものですが、調べてみると
『筋腫がどのくらい大きくなるかは運みたいなもの』
『変性して激痛伴う場合もある。しかも鎮痛剤もあまり飲めない』
『妊娠中ずっと入院していた』『流産・早産しやすい』などなど…
可能性や、体験談が恐ろしいほど出てきました。

万が一のことがあるので街の産婦人科では産めないと言われました。
どんなことがあっても対応できる総合病院に転院することになりました。


他にもここで話すべきでない病気の不安もありますし
妊娠し、ホルモンバランスが崩れ、思いもよらない問題も浮上しました。

一時は、もはや夫婦関係さえ破綻してしまいそうで
結婚の報告をするなんて到底できませんでした。
結婚と妊娠の順番が前後したような発表になったのはその為です。


今でも、悩んだり模索したり、心配は尽きません。
全ての初めての経験にワタワタしてしまう毎日ですが
有難いことに、夫や家族やその他のたくさんの理解者に恵まれ
未熟者ながらも一歩ずつ前に進んでいます。

先輩ママさんに話を聞かせてもらったり、
妊娠は病気ではないし「案ずるより産むが易し」って言うしね!
と自分に言い聞かせたり、それでも
始まったばかりの胎動やお腹の張りに、ビクビクしたり不安になったり。。

でも、あたたかいお言葉、祝福のお言葉もたくさんいただけて
本当にありがたかったし、一人じゃないと思えました。

心からありがとうございました。

ありきたりですが、これからもがんばっていこうと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。