4月8日、りくが亡くなりました。

7日の日記はそのことを書いたものでした。
ご心配をおかけした方々すみません。


もともとの持病である心臓病が急激に進行してしまい
頻繁に発作をおこして呼吸困難になり、
ここ一週間くらいは毎日毎日、本当に苦しそうでした。

発作を起こすと、頓服を飲ませる以外に
もう何もしてあげられることはなくて
一番苦しいのは りくだけれど、
わたしを含めた家族も苦しい苦しい日々でした。

ただただ無力で。撫でてあげることしかできないなんて。

もっともっと一緒に居たかったけど
苦しくても全力で戦っていた りくだから、
漸くその戦いが終わって、
「よくがんばったね。えらかったね」と言いたいです。

長患いもせず、最後まで親孝行な子でした。


次の日は夢みたいに天気が良くて、
こじんまりとしてるけどとても綺麗なお寺で
最後のお別れをしました。
お庭の花が満開で美しくて、なんだか「極楽」みたいでした。
悲しいけれど美しいこんな春の日をきっと りくが選んだんだろうな。

もうすぐ3歳の娘は「死」というものをまだ理解していないけど
りくがもう呼んでもこっちを見ないこと
ごはんも食べないし、決して動かないことをわかってきたようで、
お別れの瞬間は泣いていました。


短い時間に心の中をいろいろなものが駆け巡りました。

いまは、ただただ「りくに会いたい」って気持ちだけが
自分のなかにシンプルに存在しています。

でも、歩いていきます。


ありがとうね。りく。ずっと大好きだよ。